最近、特にビジネスで成功する鍵は、「軽快さ」にあるなぁと感じます。
業務で同じことをするにも「1時間で終わらせる人と、30分で終わらせる人」がいて、それぞれのクオリティを比較してもほぼ変わらなければ後者の人が圧倒的に生産性が高いです。
また、顧客からの問い合わせに対するレスポンスも、返事を「1週間待たせるのと1日で返す」のとでは、数倍の成約率の差が開くはずです。
他にも、決定までに腰の重い経営陣、複雑怪奇で実行するのも億劫になる業務プロセス…etc.、数え上げればきりがありません。
ITツールを使いこなすことは、それらを一気に短縮できる可能性を秘めていると思います。
先日読んだ記事で面白かったものとしては、下記のITツール活用があります。
ANAのCA/パイロットを身軽にした「8500台の空飛ぶiPad」
マニュアルの電子化でスキル習得速度がアップしたという、
「ビジネスクラスで一人前にサービスを提供できるまでに約3年の訓練時間を必要としていたのが、2年に短縮できた」
「文字や写真だけでなく、映像や音声を交えたマニュアルに変わったことで、習得スピードが上がることを実感している」
効果もさることながら、飛行機らしい、
「2キロあった紙のマニュアルが約700グラムのiPadに変わり、持ち運びの負荷が減少。内容改訂時の更新も、付せんや書き込みを維持したまま数分で済むようになった。」
という件も、文章では簡単に書いてありますが、その効率性の高さや、重いかさばる荷物からの解放は、CAさん自身にも「軽快さ」が喜ばれているのではないかと想像します。
皆さん、ビジネスは「軽快」に行きましょう!