iPhone、iPadに搭載されている音声認識サービス「Siri」ですが、少しずつバージョンアップをされていて、徐々に使いやすくなっています。
ただ、漠然とSiriに話しかけようとしても「ご用件は何でしょう?」と聞かれると、なんとしゃべってよいか戸惑ってしまうのも事実です。
そういう私も、Siriの命令一覧とにらめっこしながら使っているわけではないので、私自身が使ってみて、便利だな、と感じるシーン別に、5つの使い方を紹介したいと思います。
ちなみに、Siriの起動方法は「ホームボタンの長押し」です。
(これで出てこない人は、[設定]-[一般]-[Siri]がオンになっているか確認してください。)
また、どんな命令ができるのかは、「ホームボタンの長押し」で「ご用件は何でしょう?」と出た画面のすぐ右側に「(i)」というマークがあるので、そこを押すと、命令一覧が出てきます。ご参考まで。
さて、本題です。
■「○○を起動」
iPhone/iPadには豊富なアプリがあり、テーマ毎にフォルダ管理したり、並べ替えたりしていますが、ついついアプリが増えていってしまって、どこにアプリがあるのか、すぐに目的のアプリが見つからない場合があります。
そんなとき、Siriに向かって「○○を起動」とアプリ名をしゃべります。すると、そのアプリが起動します。
(ただし、比較的メジャーなのは対応していますが、すべてのアプリ名を認識できるわけではないようです。)
■「○○を○○時にリマインド」
リマインダーとは、備忘録です。例えば、こんな使い方。
「カップ麺を3分後にリマインド」
「銀行に行くを朝9時にリマインド」
「切手を買うを今日リマインド」
わかりやすい例をいくつか表示しましたが、用件名、時間の順でSiriに伝えます。
直近のやることリスト(ちょっと覚えておいて、すぐに実行して、消すもの)に丁度よいと思います。
■「○○を覚えて」
リマインダーで、時間を指定しない場合は、
「切手を買うを覚えて」
などといえばすぐに作成できます。
ただし、その時間に通知が来ないので、自分でリマインダーアプリを開く必要があります。
ですので、いつか買えばいいや、という買い物リストや欲しいものリストなどに丁度良いかもしれません。
■「朝○時に起こして(アラーム)」
アラーム機能です。
「朝8時に起こして」
「午後3時にアラーム」
でOKです。
■「○○さんの情報」
連絡先に登録しておいた情報を、すぐに表示させる機能です。
「山田さんの情報」
というと、電話番号、メールアドレス、住所などが一度に表示できます。また、ここから電話をかけたりできます。
実際の利用シーンとして、よく電話する相手であれば、電話アプリの「履歴」や「よく使う項目」から探したほうが早いのですが、たまに電話をかける相手などは、Siriに検索してもらったほうが早いです。
「山田さんに電話」
も便利な機能ですが、認識を間違ってたまに違う人に電話をかけることがあって心臓に悪いので(笑)、私はこちらはあまり使ってません。
これら以外にも、
できることが増えた! iOS 6のSiriと会話できることを調べてみた – 拡張現実ライフ
に、いくつか使用例が載っています。
が、実際私が使うのは、上記5つくらいのものです。
「○○をツイート」
「○○を投稿」
とかは、実際には自分のお気に入りのクライアントアプリから、Siriで入力(キーボード画面に出てくるマイクアイコンを押す)でやることが多いですね。
あと、LINEもアプリを起動した後、Siriで入力をしています。(とっても便利!)
要は、「人間が検索しなければいけないこと」を肩代わりさせたり、「ちょっとメモ代わりに文字入力をする」というときに、私はSiriを使っているようです。
皆さんも、ぜひSiriの音声入力をテストしてみてください。