申し込んでいたスマートフォンやタブレット端末でクレジットカード決済ができる「Coiney」の実物が届きましたので、さっそくレビューしたいと思います。
また、この分野では、
・PayPal Here
・楽天スマートペイ
が対抗サービスとなりますので、そのあたりとの比較を交えながらレビューを書いていきます。
(なお、上記らとはちょっと異なりますが、ドコモのAndroid端末をお持ちなら
・Anywhere – NTTドコモ
も、レシート印刷までできる端末があります。ご参考まで。)
【端末の大きさ比較】
かわいいイヤホンケースのような形で送られてきました。
大きさとしては、100円玉より大きく、500円玉より小さい感じ。
PayPay Hereの端末と比較しても、少しだけ小さく感じます。
楽天スマートペイもほぼ同じくらいの大きさですね。
小さすぎて、読み取りにコツというか慣れが必要ですが、読み取り練習機能がついていますので何度かやるとコツをつかむことができます。
【対応端末の比較】
・PayPal Here SoftBankのiPhone/iPad/Androidの一部端末
・楽天スマートペイ 各キャリアのiPhone/iPad/Androidの一部端末
・Coiney 各キャリアのiPhone/iPad、Androidは夏頃より対応
となっていて、楽天スマートペイが今のところ一番範囲が広いかな、と感じます。
【クレジットカードブランド対応の比較】
・PayPal Here VISA/Master Card/アメリカンエクスプレス
・楽天スマートペイ VISA/Master Card/楽天カード
・Coiney VISA/Master Card
海外のお客様を相手にするなら、PayPal HereがAMEX対応なので良さそう。
日本のお客様を相手にするなら、楽天スマートペイがJCB付の楽天カードが使える(?)ので良さそう。
Coineyは今のところ、VISAとMASTERのみですね。
【クレジット決済手数料の比較】
・PayPal Here 5%
・楽天スマートペイ 4.9%
・Coiney 4%
ここがもっともCoineyが優位な点です。1%も決済手数料が安いです。
たかが1%、されど1%であることは、事業者の方であれば説明は不要なはず。
【アプリの使用感の比較】
私は楽天スマートペイは契約していないので、下記の画面参考。
楽天スマートペイ: カード決済 仕様・スペック紹介
PayPal Hereは、以前に別記事にて詳しく紹介しています。
商品管理やレシート印刷なども結構充実しています。
PayPal Hereの体験レビュー | ITコンサルタント日記
Coineyは、逆に、決済機能に特化している感じです。
自社のアカウントにログインして・・・
決済するだけ。
売り上げ管理などは、PC版のWebからも履歴が閲覧できますので、そちらからやったほうが早いかもしれません。
PayPal Hereにはあった、「レシート印刷機能」もCoineyにありません。
(決済者のメールアドレスを指定すれば、そのアドレス宛にレシートが送信される仕組みです。)
【まとめ】
まとめると、Coineyは以下のような特徴が見えてきました。
・必要最低限、決済機能ができればいい。
・クレジットカード手数料が4%と安い。
・商品管理や売上管理といったものは、あまり期待しない。
ですのでCoineyは、
「多機能ではないが、とにかく安く店頭で決済したい!」
という事業者の方にピッタリのサービスといえますね。