国土交通省が、「平成24年度テレワーク人口実態調査」を発表していました。
報道発表資料:「平成24年度テレワーク人口実態調査」の調査結果の概要 – 国土交通省
概要としては、
・在宅型テレワーカー率 14.2%(6.7ポイント増)約930万人
・狭義テレワーカー率 21.3%(1.6ポイント増)役1400万人
・在宅型テレワーカーは男性の前年比1.7倍に比べ、女性は前年比2.6倍
・女性の伸び率が高い。
となっていますし、
・仕事に対する満足度は、非テレワーカーに比べて「満足」「やや満足」の割合が高い。
・テレワーク実施者の在宅勤務日は、非在宅勤務日と比べ、業務の時間が短くなり、「趣味、娯楽、遊びなど」、「家事・身の回りの用事など」や「介護」の時間が長くなっている。
とのことです。
ここからいえることは、女性の雇用を促進する意味で、テレワークは有効な手段の1つであること。
また、意外と満足度が高く、趣味・家事・介護など家でやることに時間を費やせることがメリットであるようです。
もちろん、不満点としては、従業員としてはフルタイムの出社と比べてコミュニケーション不足や給与面などがあるかと思いますし、雇用主としては業務管理のやりにくさもあるかと思います。
ただ、雇用主・従業員双方にとって非常に敷居が低く、個人や家庭の事情でフルタイムが難しい人、またしばらくビジネスの現場から遠ざかっていた人にも、雇用の機会を増やすことは間違いないと思います。