ついに、この日が来てしまいました!
公式の場で、コンピュータ将棋が、現役の男性プロ棋士を破りました。
将棋の5人のプロ棋士と5種のコンピューターソフトが戦う電王戦で、第一戦はプロ棋士が勝利しましたが、ついに第二戦にて敗れてしまいました。これは歴史上はじめてのことです。
敗れた佐藤慎一四段には、非難が集中するかと思われましたが、敗戦後の毅然とした態度とコメントのせいか、暖かい励まし、応援の声がコメントに続いていました。
(なぜか、後半から粘着質な悪質コメント投稿者が1人張り付いてて、人間の残念さも垣間見れるというコメント欄が形成されていますが…)
チェスの前例もあり、いつかは人間側が敗れることになると思っていましたが、実際に来てみると、感慨深いものがあります。
今後は、将棋名人とコンピュータ将棋がいつ公式に戦うのか、という話になっていきそうです。
1997年の、IBM「ディープブルー」がチェス世界王者ガルリ・カスパロフを破った、その再現が、いつか将棋でも起きるかと思うと、胸が熱くなるのを抑えられません。
(もちろん、私は人間の名人を応援します。最初の数年は、チェス同様、人間名人に勝ってもらいたいです!)