Googleが実施した、テレビ会議サービス「Google+ ハングアウト」を使った、各党首の8名の方々と、一般市民とが会話するという企画が実施されました。
政治家と話そう – Google 選ぼう 2012
私も社会人になってから「なんだ、自分の生活って政治に直結しているんだな」と当たり前のように感じるようになって、選挙に行くようになったクチです。
でも逆に、社会人になったからこそ日々の仕事や生活で忙しく、街頭演説や政治家1人1人の声をじっくり聞くことができないため、気になる論点や情報を公平にまとめてくれるサイトがあるといいな、と思っていました。
今回のGoogleの「政治家と話そう」は、私のような人にはピッタリです。
各党の党首が各質問に答える様子を、後からYoutubeで動画でみることもできます。
(↑のリンクから「録画を見る」ボタンを押してください。再生までに少し待つと、頭出しして再生してくれます。)
今回、この党首と一般市民との会話は、国会答弁などでの攻撃的な討論ではなく、国民にわかりやすく説明しようと、短くて具体的な言葉で説明していますので、とても参考になりました。
(ちゃんと勉強しているな、具体的な施策を考えているな、と見直した党首の方もいました。)
今後は、アメリカのように、各党首が言ったことが本当なのか嘘なのかをすぐに調べてくれるサイトがあると、さらに政治が成熟していきそうですね。
そろそろ日本も、選挙カーで名前連呼型や、駅前で大声での他党の悪口合戦からは抜け出し、しっかりと情報が整い、比較・検討しやすい政治に向かっていく時期かと思います。
(もちろん、ITを使いこなせない高齢者の方々のために、選挙カーや駅前演説が1票を取りやすいことは分かっていますが、もっと有権者全員が政治をわかるようになれば、投票の質も上がってくると思います。)