警察庁から、「遠隔操作ウイルスの被害に遭わないために」との注意喚起が出されているようです。
警察庁、「遠隔操作ウイルスの被害に遭わないために」と注意喚起 -INTERNET Watch
・パソコンのOSを含むプログラムを最新の状態にアップグレードしましょう。
・あやしいサイトにアクセスしないようにしましょう。
・信頼のおけないプログラムをダウンロードしないようにしましょう。
・ウイルス対策ソフトを必ず導入し、最新の状態にアップデートしましょう。
・ファイアウォールの設定をしましょう。
とのこと。私のブログで以前書いた内容と似たような内容ですね。
このうち、「ファイアウォールの設定をしましょう」は、アプリケーションごとにブロックするタイプのものは一定の効果はあります。が、今後は正直微妙かなぁと思っています。(というのも、ファイヤウォールやプロキシサーバを超えて通信をする遠隔操作ソフトもあり、うまくやれば抜けられそうなので…)
また、「信頼のおけないプログラム」の判断基準が難しいです。自分が判断するのではなく、ダウンロード数の多さや、アプリのレビューなどをみて、総合的に判断するほかありません。(自分で判断できない場合には、他の詳しい人に相談してみるのも良い手かも。)
正直、新種の遠隔操作ウイルスには、すぐにはウイルス対策ソフトも対応できませんし、素人には打つ手無しです。
今回のウイルスは、警察や検察を騙す目的で作った愉快犯なのでは?という憶測が流れていますが、これがもし個人の財産を狙ったものになると、その被害は大変なものになりそうです。
「君子、危うきに近寄らず」ではありませんが、怪しいサイトには行かない、無闇にソフトをインストールしないを守っていくほかないかもしれません。