これは業界別のケーススタディとしても面白い資料です。
SUUMO対HOME'S、 住宅情報サイト 仁義なき戦い(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
住宅サイトでは、大きくわけて、
・ネット専業でシェアを走る「HOME’S」
・ネットとリアルの合わせ技の「SUUMO」
が、今のところ2強になっています。
そのあとに、「アットホーム」が続いています。
また、
・HOME’Sは賃貸マンションや中古戸建てに強い。
・SUUMOが分譲マンションや新築戸建てに強い。
という棲み分けも記事内で紹介されています。
SUUMOは「SUUMOマガジン」という雑誌を配布していましたが、「SUUMOマガジン – Wikipedia」にもあるとおり、休刊も相次いでいます。
これは住宅に人気がなくなったというより、殆どの人がネットで探すようになった、ということの裏返しではないかと考えます。
そういう意味では、広く顧客を集客するためには、住宅を販売する側にとってみても情報がしっかり上記サイトで掲載されていることが重要になってきています。
(稀に、広告費は殆どかけずに、古くから地元で優良な物件を紹介している不動産屋さんもいますので、ネットがすべてではないところが住宅業界の面白いところでもあります。)
ただ、この業界の覇権争いはまだまだこれからというところなので、どうなっていくのか要注目です。