お休みの日に、ぼーっとネットを眺めていたら、面白い記事がありました。
Amazonでは、プレスリリースから先に作り始めるという企画方法をとっているそうです。
Amazon流の開発術では、まずプレスリリースを作る | fladdict
Working Backwards法(逆向き解決法)という、
「最終目標から現在の状態に向かって逆向きに解決していく方法」
です。
Amazonの場合はプレスリリース(最終目標)が心に響くものであるかが大事で、それに向かったQ&A、ユーザーの体験(カスタマーエクスペリエンス)、マニュアルを作るそうです。
そうすると、今現在、自社が取り組むべき企画、開発すべき内容がより明確になる、ということなのですね。
通常は、より「管理」しやすくするため、2~5年後程度の長期計画を練ってから、短いスパンでの中期計画に落とし込んで、さらに現在を見るのですが、この方法だと、どうしても現状からの漠然とした目標になることが多く、現状路線の延長上になったり、近視眼的な企画・開発になりがちです。
そんなジレンマに陥りそうなとき、このWorking Backwards法(逆向き解決法)で考えてみると、突破口が見いだせたりするかもしれませんね。