なるほど。これは使いようによっては有効かもしれません。
グーグル、超簡単ネット調査サービス「Google Consumer Surveys」
広告課金以外の収入源を探しているGoogleですが、これはアンケートに答えさせることによる課金の仕組みです。
ちょっとわかりにくいので、箇条書きにすると、
・プレミアムコンテンツの前にアンケートを実施。
・一問一答方式でアンケートに答えると先に進める。
・回答者の個人情報は明らかにされない。
・但しユーザーの属性はある程度セグメントできる。
・ひとつの回答につき0.1ドル。セグメントすると0.5ドル。
となります。
これは、マクロミルなどネットリサーチ会社がやっているビジネスモデルの超簡易版に相当し、
「○○と△△、どっちが好き?」
のような簡単な集計に向いていると思います。
(逆にコンジョイント分析や回答項目によって分岐させるような複雑なアンケートには不向き。)
なぜ、「使いようによっては有効」かといいますと、Googleは事前にユーザーがどのような属性を持っているのか把握しているからです。
Googleはサイト閲覧履歴からあなたの年齢と性別を予想している – ロケットニュース24
だから、事前に相手を絞っておいて、その人達にアンケートを行うことが可能なのですね。
ただ、これをやりすぎると気持ち悪い感じもしますので、アンケート内容に気を遣う必要があるかもしれません。
ユーザー側も、プレミアムコンテンツを見るために、ついつい答えてしまうのではないかな、という気もします。
うまくいくかどうかは正直未知数ですが、Googleの新しい試みとして注目しておこうと思います。