Androidタブレット端末を購入した理由の1つに、打ち合わせの際に、自分のノートPCの画面をタブレット端末でも表示し、相手に見せることで「簡易モバイルプロジェクター」化することでした。
(バスパワー対応のUSBモニターを購入するという手も考えましたが、Androidタブレットのほうが何かと応用が利きそうだったので。)
この手のタブレット端末をサブディスプレイ化するアプリは、iPad、Androidともに存在します。
Androidの場合は、「komado」と「iDisplay」が有名でしょうか。
・「komado」は無料アプリ
・「iDisplay」は有料アプリ
という違いはありますが、どちらも愛用者が多いアプリです。
両者を比較すると、特にWindows 7では、komadoがディスプレイ1画面の複製(ミラーリング)にしか対応していないのに対し、iDisplayは拡張画面(2画面モード)に対応しているのが大きな特徴です。
無線LAN等を介して通信をしていますので、PCとAndroidが互いに通信できることが条件となりますが、ワイヤレスでサブモニタを表示できるのはとても便利です。
さて、以下は、少し特殊な使い方を説明します。
■Windows7&komadoで拡張画面(2画面モード)を使用する方法
前述の通り、普通にkomadoだけでは2画面モードを使うことはできません。
しかし、iDisplayのPC用サーバソフトをインストールしていると、2画面モードを利用することができます。
(iDisplayのPC用ソフトは無料でインストールできます)
iDisplayのPC用ソフトには仮想ディスプレイドライバが含まれているのでしょうね。
komadoとiDisplayの両方を試している間に気づきました。
ただ、iDisplayは現在のところフレーム数が極端に落ちるようなので、実用的かどうかと聞かれると微妙かもしれません。
komadoとiDisplay、どちらもインストールしてみて、気に入ったほうを使われると良いと思います。