和牛オーナー制度で資金調達していた安愚楽牧場が、今年最大の負債額で民事再生法の適用を申請しました。
安愚楽牧場の負債4千億円 今年最大の倒産
安愚楽牧場の場合は、「黒毛和牛を応援する」というよりも「資産運用ファンドの1つとしての投資」というケースが多かったようですね。
しかし、運用先の1つにしては、このような民間ファンドは、銀行や証券会社が扱う投資信託よりも遙かにリスクが高いので、よくよく選ぶ必要があります。
とはいえ、オーナー制度そのものが悪いわけではありません。
もっと身近で、本当に応援したくなる「一口オーナー制度」もたくさんあります。
例えば、一番多いのは農作物などを中心とした1口1~5万円程度のオーナー制度ですね。
被災地やその取引先自身が中心となって集めるファンドもあります。ほかにも、以前ご紹介した自然エネルギーを対象とした小額ファンドなどもありますね。
小額で、本当に応援したくなるもの、そして(最悪0円になる可能性も考えた上で)夢があって楽しく参加できるものを選ばれると良いと思います。