東芝が携帯電話事業から撤退するそうです。
東芝、携帯電話事業から撤退…富士通に売却へ
昨年10月に、私はブログ内で↓のように書いていました。
キャリア同士の戦いもこれから本格化するのでしょうが、それよりも気になるのは、これだけAndroid端末を乱発すると1機種あたりに購入するユーザーがばらけてしまい、「メーカー側の収益」が苦しくなるのではないのかな、という点です。
気がつけば、「Appleだけがハード・ソフトの販売で収益面で一人勝ちでした」とならなければ良いのですが…。
携帯端末が高機能化して、開発費がかさむのにも関わらず、市場のプレーヤーは多いので1社あたりの収益性が落ちてしまうのは当然ですね。
また、日本だけでなく世界市場で戦える前提で端末を作っていかないと、販売台数が限られてしまうので、その方面からも厳しいのではないかと考えます。
今後、スマートフォンはOSのバージョンアップやセキュリティ対策など修正アップデートも頻繁に行っていかなければなりませんし、そのあたりもよく考えて作っていかないと顧客満足度が低下してしまいます。
絵に描いた餅ではなく、本気でどうやって収益を確保するのか、そこをよく考えないと事業が継続できなくなる可能性があります。