IT企業に就職・転職を考えている希望者は、ぜひ「IT人材白書」を読みましょう。
エッセンスを抽出した記事が、ITproに掲載されています。
主なところを抜き出すと、
・IT企業でもユーザ企業でも、IT人材は「量」より「質」が求められてきている。
・グローバル化の波は、年々高まっている。外国語は勉強しておいたほうがよい。
・クラウドの波が来ており、提供するサービスも世界とボーダーレスにつながっていることを意識したほうがよい。
・突出したIT人材は、高い独創性や論理思考力が求められており、カリスマ性やリーダーシップはそれ程求められない。
・IT業界は比較的女性の採用が多い。
・IT人材のキャリアパスに関する意識は低い。
などでしょうか。
実際、オフショア開発(海外の事業者に開発委託すること)も増えてきており、グローバルに考えると「量」はそれほど重要ではなくなってきています。
むしろ、高い「質」を維持できる土壌があるか、「独創性」のある開発やサービスを展開できるか、そのあたりが焦点になっているようです。
修羅場はキツいですし、自分自身や周りのせいで開発が思うように進まないと歯がゆい思いもしますが、やっぱりITが好きで、新しい技術を見るとワクワクして、勉強を積み重ねるような人が、IT技術者として大成してくれたらと思います。