“行動”をデザインする仕事が増えていけばいい

今日は、デザインに関する話です。

といっても普通の絵や建築などのデザインの話ではなく、「行動」をデザインする話です。

以前私のブログでも取り上げていましたが、

スターバックスの紙コップ利用を減らすためのアイデアコンペに優勝したのはコップのデザインではなく、“行動”をデザインするものだった!!

に近い話題として、放置自転車を解消する日本の例が出ていました。

歩道に児童の絵…貼ったら放置自転車激減

堤防の落書き被害を改善した例からヒントを得たそうですが、これは何にでも応用できそうです。

有名なところでは、ニューヨークの地下鉄で「清掃を徹底させる」ことで「犯罪を減少させた」例などがありますね。
一般に、ブロークン・ウィンドウ理論(割れ窓理論 – Wikipedia)と呼ばれるものです。

これらの考え方をさらに発展させていけば、あまり予算がない自治体や、地域を活性化させる役割を持つ商店街、そのほか、様々な小さなビジネスの場面でも応用できそうです。

ただ、今のところ、これらの行動をデザインする仕事を専門的に担っている方は少ないのが現状かと思います。
もっとこの分野のプロが活躍して、規模が大きくなっていけば良いのに、と思っています。

私も微力ながら、この分野を研究し、今の仕事に役立てていきたいと考えています。

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