パーソナルクラウド、という言葉をチラホラと目にする機会が多くなりました。
あまり馴染みのない言葉ですが、その名のとおり、今のところ「個人向けのクラウドサービス」という意味に考えておけばよいかと思います。
(Wikipediaにも紹介されていないような言葉なので、まだきちんと定義されていない言葉だと思いますが。)
例えば、この言葉を使っているサービスの1つとして、BIGLOBEゲートβがあります。
こちらは、「自分好みに使えるクラウドサービス」というニュアンスです。
また、少し意味合いが異なってきますが、
パーソナルクラウドを実現する「Pogoplug」、2月4日発売 -INTERNET Watch
でもこの言葉が使われていて、個人向けのクラウドという意味もありますが、「プラットフォームを自分で管理する」という意味にも取られかねない内容になっています。
こちらは、より正確には、プライベートクラウド(自社内でクラウドを構築)と呼ぶべきでしょうか。
もっとも、「クラウド」という言葉自体がバズワード化(見専門用語のように見えるがそうではない、明確な合意や定義のない用語)していて、「それって本当にクラウドなの?」というサービスもあります(笑)。
ですので、「○○クラウド」という言葉に惑わされず、本質的に「そのサービスって必要なの?」という視点で利用者が選んでいけば良いと思います。