日本でも、電子書籍を巡る動きが出てきています。
村上龍さんが電子書籍会社 瀬戸内寂聴さん新作も配信
村上龍さん、瀬戸内寂聴さん、よしもとばななさんなど、「有名な作家さんに限って、自身で配信し出すのではないか」と言われていましたが、それが現実のものとなってきました。
(逆に、あまり知名度のない作家さんは電子書籍を出してもあまり収益にならないのでは?、という声も聞かれています。)
また、インフラのほうも着々と進んでいるように思います。
Amazon、電子書籍の貸し借りを可能に、定期購読も手軽に
アメリカのほうでは、AmazonがKindleだけでなく、NOOK、iPad、iPhone、Androidとマルチプラットフォームで電子書籍プラットフォームを構築しようと動いています。
日本の出版社、メーカーを巻き込んでたくさんの動きがありますが、果たしてどこが主導権を握るのか…。
GoogleやAmazonに対抗できるのか、興味津々です。
追伸
出版・取次・書店の09年度決算のニュースが出ていました。
出版大手10社中8社が減収に 「出版・取次・書店総倒れ」帝国データバンク調査
(電子化がハッピーな方向に進むかは疑問の残るところですが、かといって何も手を打たなくてもよいかというとそうでもなく…。難しいところです。)