今回のauの発表は「攻め」の姿勢でしたね。
・auケータイをモバイル無線LANルーター化する「NEX-fi」
・Android端末を多数同時発表
・今後の携帯電話・スマートフォンに「Skype」を搭載予定
・デザインAndroid「iidaスマートフォン」
・下り最大9.2Mbpsの「EVDOマルチキャリア」
目白押しすぎて、どこにフォーカスを当てるべきか悩むくらいです。
今まで守勢が多かったauですが、ことAndroid、Skypeに関しては他社よりも先んじることができましたね。
ただ、ユーザーが大きく動くのは、次世代通信規格であるLTEが導入されてからと考えられますので、auとしても安心していられません。
LTE導入については、ドコモが今年末と早いですからね。
キャリア同士の戦いもこれから本格化するのでしょうが、それよりも気になるのは、これだけAndroid端末を乱発すると1機種あたりに購入するユーザーがばらけてしまい、「メーカー側の収益」が苦しくなるのではないのかな、という点です。
気がつけば、「Appleだけがハード・ソフトの販売で収益面で一人勝ちでした」とならなければ良いのですが…。