経済産業省が毎年調査している「電子商取引に関する市場調査」の最新版が発表されました。
平成21年度我が国情報経済社会における基盤整備(電子商取引に関する市場調査)
この調査も毎年見るようにしています。
今回の調査では、BtoBの市場の落ち込みが非常に明確になっています。
EC化率という意味では上がっているのですが、全体の市場規模がこれだけ下がるとやはり心配です。
BtoCは相変わらず好調です。
市場規模も、EC化率も上がっています。
また今年の調査では、海外との電子商取引について大きく取り扱われています。
Yahoo!ショッピングが中国の「淘宝(タオバオ)」と手を組み、楽天市場が米国の「Buy.com」を買収するなど、市場の動きも慌ただしくなっています。
越境取引において何が気になるポイントなのか、また実際にどの程度の利用者がいるのかなどが紹介されていて、非常に面白い調査結果でした。