日本株式市場のジェイコム事件は記憶に新しいところですが、米国株式市場でも同様のことが起こったようです。
事の発端は、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の株式を、金融機関のトレーダーが「ミリオン(million)」と「ビリオン(billion)」を間違えたのでは?(つまり「m」と「b」を押し間違えた?)のではという話が伝わってきています。
このせいで、アメリカだけでなく日本でも、株式・為替が乱高下した1日となりました。
取引システムの誤発注を防ぐ対策が、日本だけではなくアメリカでも甘かった、ということでしょうか…。
実はこれは対岸の火事ではなくて、私もつい先日、クライアントさんがある設定をミスしていたために、私が気づくまでその会社のサイトが丸一日閲覧できない状態になっていたことがありました。
幸いにも物販系のサイトではなく、また祝日と重なり実害は殆どなかったのですが、これが1日100万円を売り上げるようなサイトだったら…と思うとヒヤヒヤものです。
システム側での対策も大切ですが、ユーザー側もシステムを過信しすぎないようにしないといけませんよね。