ウィルコムの再生計画が明らかになってきましたね。
結論として、PHS事業はウィルコムがそのまま引き継ぎ、XGP事業はソフトバンクやAPファンドなどが出資する新会社に譲渡する形となったようです。
ということは、XGPを将来的にソフトバンクが使えるようになる?…かもですね。
思い起こすのは、2.5GHz帯の割り当て取得を巡って、携帯各社が激しく競っていた頃のことです。
最終的には、WiMAXのUQコミュニケーションズと、XGPのウィルコムの2社が勝ち、NTTドコモ・アッカ、ソフトバンク・イーアクセス陣営は競り負けてしまったのですよね。
ところが、ここにきて30億円の出資だけで、ソフトバンクが2.5GHz帯を使える可能性が出てきた。
うまくやったなー、というのが正直な感想です。
もちろん本格的に稼働させるかどうかは、インフラ整備にかかるコストを見ながら慎重に検討していくと思いますが、切れるカードの枚数を1枚増やしたのは間違いないと思います。
俄然、3.9G世代の通信競争も面白くなってきましたね。
あ、ちなみに私はウィルコムを10年ほど契約していた元ウィルコムLOVEな人ですので、PHS事業が残ったことも大変嬉しく思っています。
ウィルコムはPHS同士は当然無料、しかもPHSによるパケット使い放題込みで1,450円のプランなど、使い道によってはかなり魅力的なプランも打ち出しています。
HYBRID W-ZERO3向け専用料金コース「新ウィルコム定額プランG」の料金改定について ~PHSパケットデータ通信料金が無料に~