ITコンサルティングなどで電車で移動する時、よく見ているのがiPhoneの「産経新聞」です。
iPhoneを買うと、もれなく新聞の定期購読がついてきているようなもので、得した気分になります。
さてその産経新聞ですが、この前読んでいたら、面白いモバイル広告を出していました。
この画面、実は全部広告なんです。
新聞のページとページの間に挟んであり、一見すると普通の紙面のように見えます。
この状態で、紙面下部のインサイトが360度グルグルと回っており、読者が再生ボタンを押すと、紙面から車が飛び出してアニメーションが始まり、以下の画面に遷移します。
面白いのはそのコンバージョン先で、
・「サイトに行く」・・・Webサイトにリンク
・「カタログを請求する」・・・電話をかける
・「現在地から販売店を探す」・・・GPS連動で販売店を探す
太字にしたところが、モバイル広告ならではですね。
位置連動でその地点近くのお店のクーポンを表示したりと、PC広告とは違うモバイル広告ならではの展開ができるのが面白いですよね。
この産経新聞の広告は、モバイルの特徴にクリエイティブな遊び心を加えていて、なかなか興味深かったです。
(問題は、読み込み時間が長すぎて、待ちきれずに読者が広告を開かずに先に進んでしまったり、パケット数が必要以上に多そうなことでしょうか?)
でも、このような新しい試みは歓迎したいところです。