KDDIのギガ得プランの話題は、今日で最後の予定です。
↓前の話題はこちら。
KDDI 「ひかりONE ギガ得プラン」 に移行(1)
KDDI 「ひかりONE ギガ得プラン」 に移行(2)
今日はハードウェア編ということで、宅内配線の話題をします。
私が最初にFTTH接続を引いた2年前ほどは、光ファイバーを直接、回線終端装置(ONU)に差す工法だったのですが、現在は、光コンセントを設置する工法に変わっています。
上の黒い線が、エアコンのダクトから来た光ファイバーで、この光コンセントに直に接続されています。
逆に、下のほうのケーブルは脱着可能な光ケーブルになっていて、この先がONUに接続されています。
図で示すと、↓このような感じです。
宅内配線機器イメージ – ひかりoneホーム
これにより、光コンセントより先のネットワーク機器が変更になっても、すぐに接続できるようになるメリット(工事の手間の軽減)と、一度光コンセントを設置してしまえばそのままずっと設置しておけるメリット(光回線を残したままにできる)が考えられます。
(ひかりone HPの説明より)
回線工事の際に設置した光ファイバーケーブルおよび光コンセントは、ご利用契約解除後も残置いたします (光ファイバーケーブルおよび光コンセントの撤去をご希望の場合は、撤去工事費10,500円が必要となります)。
このページを見ると、NTTも同じ光コンセントを使っていることが伺えます。
「光ファイバーのケーブルは曲げに弱い」というのも昔の話で、ずいぶん改善されてきています。こちらのページでは、かなり極端に曲げても大丈夫な例が出ています。
あとは、ISP(実際はKDDI)から送られてくるONUやブロードバンドルータを接続するだけでOKです。
なお、ここから先は専門的な話ですが、ひかりoneの場合はPPPoEの接続設定すら必要ありません。つなぐだけでOKです。IP電話に関しても、UPnPで自動認識しますので、こちらもユーザが設定する項目は特にありません。
そのほか、オプションサービス等は、インターネットから申し込みます。(個人的には、ひかり電話月額基本料525円/月に対して、『着信番号表示』オプションが420円/月なのは、ちょっと高い気がします…)
ハードウェアの設定も、以前に比べるとずいぶんと簡単になったものですね。