日曜日なので、気軽なネタで。
面白いサービスだなぁと思うサイトとして、
Art-Meter
があります。
絵を描きたい人と、それを買いたい人とをつなげるマッチングサービスの1つだと思うのですが、1平方cmあたりいくら、というのが面白い視点です。
実際に売っている絵を見てみると、上手い人がたくさんいますね。
絵を描く労力と、売っている値段とを比較すると、商売としては成り立たないかなぁとは思いますが、絵に関連するちょっとしたコミュニティが形成されているようで面白いですね。
絵に関するコミュニティとしては、
pixiv
が有名かと思います。(Art-Meterとはまた少し絵柄の方向性が違うと思いますが。)
自分で何かを表現し、それに対するコメントをもらえるというのは、良いことですよね。
コメント
うーん、それは「画家としての付加価値」がまだない無名な人の絵を「号数(1号=ハガキ1枚)」で売ってたこれまでの画商と、どう違うのでしょう?
単位を変えるというのは1つの戦略としてアリだと思いますよ。
単位を変える戦略は、
「タウリン1000mg」(たくさん入っているようで、ほんとは1gだけ)
「20万円のお借り入れでも月々の返済は○千円」(楽そうに見えて、実は金利17.8%)
「月極駐車場をリニューアルして、1時間200円のタイムパーキングに。」(回転率を上げる)
など、いくつもあります。
Art-Meterの場合は、1平方cmに直すことで、より絵を[太字]身近な価格帯[/太字]に感じることができたり、A4やフリーサイズなど[太字]号数とは異なるサイズ[/太字]も売りやすくなるという効果を出しているように思います。
Art-Meterの良いところは、まだ有名ではない作家でも、気軽に絵が出品できて、ブログパーツとしていろんなところで宣伝してもらえたり、自分の代わりに海外の人に英語版サイトで売ってくれたり、あるいは、絵を買ってくれた人とのコミュニケーションだったり、作者も玉石混交でカオスな状態だったり…(^^;)。
そういう総合的な魅力が受けているのではないかなと考えています。