新聞とネットの融合は既に始まっている

今日は都内でITコンサルティングを行っておりました。日に日に暖かくなってきているのを感じます。

さて、今日は、『新聞とネットの融合は既に始まっている』という話です。

最近、天気予報はどこから情報を入手されていますか?
最近、テレビの番組表はどこから情報を入手されていますか?
最近、ニュースはどこから情報を入手されていますか?

全てをネットで、と答える方も多くなってきているかもしれませんね。

そんな動きを反映してか、新聞の中でも比較的健闘していると思われる日経新聞が「電子新聞」を発行するというニュースが流れていました。
日経、来年に電子新聞を創刊 パソコンや携帯で

私が新人の頃は「通勤電車で日経新聞くらい読まないと…」と言われていたものですが、今後は携帯電話で日経の記事を読んでいる新入社員も増えてくるかもしれませんね。

この背景には、新聞業界全体の危機感もあるのかもしれません。
日経新聞が2期連続大幅減益、部数増でも赤字転落の危機
比較的好調と言われていた日経ですら、このような状況です。発行部数が減ってきている他紙は、地域性をより前面に打ち出すか、高齢者向けにシフトするような戦略を取るなど、難しい企業運営を迫られていると考えられます。
(最近我が家にもしつこくやってくる新聞勧誘員の方々も、かなり必死な状況かと思われます。)

例えば、ポータルサイトが提供して圧倒的な読者数がいる
Yahooニュース
や、各新聞社独自のニュースサイト、また共同ニュースサイトもあります。
47NEWS – 全国47都道府県・52参加新聞社と共同通信の内外ニュース

インターネットと新聞がある意味競合していた時代は終わり、既に融合に向かっているのではないかと考えています。産経新聞などは、そういった意味で以前から頑張っていますね。
産経デジタルの戦略は「ネットユーザーと仲良く」
産経新聞のiPhone版など秀逸で、もはや従来の新聞「紙」である意味すらなくなっているかもしれません。
産経新聞 iPhone版

今までのリソースを活用しながら、新しい読者層を取り込む努力と戦略が、新聞各社には求められてきているのではないでしょうか。

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