クラウドコンピューティングとは

シェアする

昨日、NHKのクローズアップ現代で『新情報革命“クラウド”の衝撃』という番組が放送されました。

クローズアップ現代『新情報革命“クラウド”の衝撃』

番組内の模式図では、まるで1台の巨大コンピュータがネットワークの向こうにあるかのように表現されていて、「サーバ1台のクライアントサーバー型」と同じような絵になっていましたが、実際には小さなサーバーの集まりである場合が多いです。

ちょっと想像しにくいかと思いますが、例えばGoogleも約30万台のコンピュータを連動させて、あの巨大なシステムを構築しています。

番組内では、データセンターの中に置かれた薄いコンピュータ(ブレードサーバといいます)が少し紹介されていましたね。あれがものすごい数で存在していると思っていただければよいかと。

昔から複数のコンピュータを連動させて負荷分散・並列処理させる仕組みはありましたが、近年の技術は途方もなく進化しており、いったい何台のコンピュータで処理させているのか簡単には把握できないくらい、多くのコンピュータで構築できるようになってきています。(グリッドコンピューティングとも呼ばれます)

日本語でも、雲をつかむような、という表現がありますが、まさに「雲=クラウド」のようにサーバーの場所や規模が判然としないところから、「クラウドコンピューティング」と呼ばれるようになったようです。(ITの世界では、インターネット上からサービスを受ける図を描くとき雲で表現することも多かったので、そのままといえばそのままなんですが)

番組内では、クラウドコンピューティングのメリット・デメリットを簡潔に紹介されていて良かったと思います。

【メリット】
・独自システムを開発するより、費用を抑えることができる。
・インターネットにさえ繋がっていれば、どのPCからも情報共有ができる。(ドキュメント類も統一できる)
・顧客応対、人事評価、経営方針決定に至るまで会社経営に関わるすべてがIT化できる。

【デメリット】
・クラウドは個人情報の宝庫で、ハッカーに狙われやすい。セキュリティに注意が必要。
・会社経営基盤をすべてグリッドに依存してしまう。突然サービスが停止してしまうと、企業活動が止まってしまう危険性がある。

おそるおそるながらも、会社がクラウドに依存してきている実体が見えてきていますよね。

また、番組内ではsalesforce社の「もうsoftwareはいらない」というキャッチーな部分を取り上げて紹介されていました。

実際には、完全にパッケージ品や独自開発のソフトウェアがなくなるとは考えにくいと思います。
クラウドはあくまでWebサービスですから、PC内のアプリケーションとうまく連動しながら(いいとこ取りしながら)使われていくものと思います。

なお、クラウドコンピューティングの恩恵は、中小企業のほうが活用しがいがあります。少ない投資で、最新のCRM、SFAなどのシステムを導入できる可能性がありますからね。

中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」でも、詳しくSaaSやASPに関する紹介が行われています。
http://j-net21.smrj.go.jp/well/SaaS/index.html

↓salesforceやその他のサービスの説明はコチラ
http://j-net21.smrj.go.jp/well/SaaS/service01.html

今後、Microsoft vs Google+salesforce vs その他のベンダー など、インターネットサービスの覇権争いはますます激化していくものと思います。否応なく、クラウドのサービスの質は上がっていき、これをうまく活用するかどうかが、自分のビジネスをうまく回していく上でのキーポイントの1つになっていくでしょう。

クラウドのメリット・デメリットを把握した上で、うまく活用していきたいものです。

スポンサーリンク
ITコンサルタント日記_本文_336x280
ITコンサルタント日記_本文_336x280

シェアする

フォローする

こんな記事も読まれています