昨日は千葉でITコンサルティングを行いました。それにしても外は暑い日が続きますね。熱中症に気をつけて頑張りましょう!
さて、今日はWebサービスの話です。
Googleが「Knol」という新しいサービスを開始しました。簡単にいうと、Wikipediaの対抗サービスです。
Wikipediaとの一番の違いは、Knolで投稿する内容には、著名な執筆者を選んで記載させることです。
Wikipediaの場合、複数の投稿者が不確定な情報をもとに記載するので、情報の信頼性が問題点でした。それに比べ、Knolの場合はある程度情報の信頼性が保てます。
この考え方は「All About」にも通じるものであり、一定の成功を収めています。
ただ、「百科事典」本来の機能としてはどうでしょうか? 世の中のありとあらゆる情報に対して、専門家を付けることが本当に可能なのでしょうか? ちょっと難しいような気もします。
WikipediaとKnolの例は、CGM云々の話もありますが、自社で展開するサービスにおいて、専門家が書いたほうがよい場合と、多数の知識を集めたほうがよい場合と、どちらが向いているのかを考える好例になるのではないでしょうか。