月曜日は短大で講師をしています。
日本の大学や短大は、「社会人になる前に、羽目を外せる最後の時間」のような空気があって、いまひとつ真剣に学ぼうという気が起きにくいのが残念ですね。
学校の時間を過ぎたら、精一杯友達と遊んだり、バイトしたりして、人生経験を豊かにしていってもらいたいですが、せめて学校の中では将来役に立つかも知れないことを学び取ってほしいなと思います。
この本の中には、なぜ勉強をしなければならないのか、という問いに対して「幸せになるため」と書かれてあります。
勉強をすることで、自分のなりたい職業に就いたり、資格を取得することで年収アップになったり、明日の生活に苦しまなくていい分だけ、精神的に落ち着くことができる。年齢を重ねても、新しい感覚を学んでいる人は、話も面白い。著者の勝間和代さんの1つの簡単な答えとして、「勉強すること=幸せになるため」と定義してあるのですね。
これは、いくつになってもそうかもしれません。知らないことを学ぶ、ということはワクワクします。それを仕事や家庭で活かせたとき、もっと嬉しくなります。
学生の時は、そのことになかなか気付きにくいことかもしれませんが、大人になると学ぶことの大切さがよくわかります。
私も、講義やセミナー、コンサルを通して、そのことを少しでも伝えていけたら…と考えています。