プロジェクタをワイヤレス化する方法:Google Chromecast

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先日、クライアントさんから天吊り型のプロジェクターを、ワイヤレス化したいのだけど、というご相談を受けました。

天吊りで、しかも、ワイヤレスに対応していないプロジェクターを…、となると、手法としてはいくつかに絞られますが、できるだけ手軽に、素早くPCの画面をプロジェクタに移す必要がありそうでした。(仕事で会議などで使いますからね)

そこで、その手法のうちの1つ、Google Chromecastについて書いてみたいと思います。

(追記:もう1つ関連記事を書きました。)

プロジェクタをワイヤレス化する方法:Microsoft ワイヤレスディスプレアダプター

Google Chromecastとは?

もともとは、iPhoneやiPad、Androidのスマホやタブレットの画面を、大型テレビに映すための装置として開発されました。

いくつか機種で出ていて、おそらく今から買うなら、最新の「Chromecast Ultra」がオススメです。

私が調べた時点では、ポイントを含めると↓が最安値でした。

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Google Chromecast Ultra
価格:9720円(税込、送料無料) (2017/3/31時点)

大きさは、手のひらサイズ。思ったより小さいです。

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端子は、テレビ側がHDMI、電源側がUSBです。

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Chromecast UltraのACアダプタに工夫があり、LANケーブルが挿せるようになっています。

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これは、Chromecast Ultraが4KのHD映像にも対応できるように作られているからで、4Kの映像を流すにはWi-Fiよりも、LANケーブルのほうが安定するからだと思います。(いくらIEEE802.11ac対応といえど、LANケーブルの安定性には適いませんものね。)

ちなみに余談ですが、Chromecast Ultraを純正ではない普通のUSBケーブルと小さなUSB電源アダプタで動かしても、動いてしまいました。これは汎用性高まりそうです。(その代わり、4Kでストリーミングするには付属の電源アダプターを使用してください、といったメッセージが画面に出てきますが)

Google Chromecastのスマホ・タブレットでの接続方法

スマホ・タブレットからChromecastを使うのは、とても簡単です。

PlayストアやApp Storeから、「Google Home」というアプリをインストールして、その指示に従うだけです。

私も特に問題なく、HDMI端子付きのテレビですぐにYoutubeやHulu、Netflixといった映像コンテンツを楽しむことができました。

Google ChromecastのPCでの接続方法

今回は、PCと接続するという、こちらがメインの記事になるのですが、意外とChromecastとPCとの接続方法に苦戦しました。

まず、PCに、Google Chromeブラウザを最新の状態にアップデートしておく必要があります。最新にするには、Chromeの[設定]-[概要]と進むと最新版にアップデートできます。

次に、セットアップが必要なのですが、私のオススメは、

Chromeブラウザから、「Chromecast セットアップ」で検索

というのを一押しにしておきます。

というのも、Google側がときどきURLを変更しているみたいで、最新のセットアップ場所がどこにあるのかわからなくなるからです。ちなみに今現在は、

Chromecast のセットアップ

が、セットアップ場所になります。あと、PCの場合、入り方がわかりにくくて、↓の赤枠で囲ったところからセットアップを行います。

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この赤枠部分が表示されていない場合には、Internet ExplorerやFirefoxのブラウザを使っている可能性があります。必ず、Chromeを使ってください。

さらに、ひっかけのように気になったのは、「スマホ版で一度セットアップを終えていたら、PC版からセットアップする必要はない」ということです。

どういうことかというと、上記セットアップから入ろうとしたら「デバイスが見つかりません」というエラー表示になっていて、なぜだろう、と思っていたら、「既に1回スマホでセットアップを終わらせていたら、PC版のほうで再度やる必要はない」ということだったのです。

(そういうエラーメッセージにしたらよかったのに…)

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(でも、ときどきChromecastが見つからなくなったときなどには、一度ChromeCastの電源を抜いて、10秒程度待ってから挿してみたり、「Chromecast セットアップ」を再度やってみたりすると、見つかるようになるみたいです。)

あとは、Chromecastセットアップの画面のとおりに進んでいけば、設定が完了します。

さて、セットアップが終わったら、Chromecastに映像を転送できるか試してみましょう。

ここにも1つ罠があって、以前は、Chromeの拡張機能から、「Google Cast」というアプリ↓をインストールするように、と解説に書いてあるブログなどがありますが、

Google Cast – Chrome ウェブストア (配布終了)

すでに配布が終わっています。

あれ!?・・・と一瞬思いますが、最新のChromeでは、↓の箇所に標準メニューとして追加されるようになりました。

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ここをクリックすると、「キャストするデバイス」が選べるようになっていたり、

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また、▼を押して「ソースを選択」から、「デスクトップをキャストしています」を選ぶと、PCの画面全体を投影することができます。

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Google ChromecastでPC画面全体を投影する

はい、上記設定が終わりましたら、↓このような状態になります。

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左側モニタのほうはGoogle ChromecastでHDMIで接続されていて、PCとはワイヤレスで接続されていますから、今回の最初の目的である「天吊りプロジェクターにワイヤレスで画面を飛ばす」という用途に使えることがわかります。

描画スピードですが、さすがにPCのデスクトップ全体ですので、動画のフルレートは無理な印象です。やっぱりちょっとカクカクします。しかし、Excelを映したり、PowerPointを映したりするのはOKです。映像の品質も悪くありません。音声もキャストできます。

もし、PCのデスクトップ画面全体ではなく、YouTubeなどの画面だけ転送したい場合には(これがChromecastの本来の使い方なのですが(笑))、↓のキャストアイコンをクリックするだけで、スムーズな映像再生ができますので、その場合はコッチを使ったほうが快適です。

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まとめ:プロジェクターをワイヤレス化するのに、悪くない性能!

ということで、Google Chromecastを使った、PCモニタやプロジェクターのワイヤレス化の話でした。

最新のChromeさえインストールできるPCであれば、どの端末からでも画面全体の投影ができるというのは、ありがたいことですね。特に、ワイヤレスディスプレイ化する方式はいろいろあれど、ハードウェアの制限や相性問題が極力少ないのが、Chromecastの優れた特徴かと思います。

もっとスピードを要求されるものについては、Chromecast Ultraの場合にはLANケーブルで接続すると、もう少し速くなりそうです。

そのうち、他の方式、例えばMiracast方式を採用した「Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター」との違いなどについても書いてみたいと思います。

(追記:↓Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプターの記事、書きました。)

プロジェクタをワイヤレス化する方法:Microsoft ワイヤレスディスプレアダプター

が、とはいえ、Chromecast Ultraは有線/無線対応で、4K対応。ビジネスでもプライベートでも、1台持っていると何かと役に立つ/楽しめるガジェットの1つだと思います!

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