大塚家具にけるブランドイメージの損失

考え込む男性

(以下、ITと関係ない余談です。)

最近、テレビや新聞などを賑わせている、大塚家具における経営上の方針の違いによる経営陣同士の戦い、といいますか、親子げんか。

これに関する記事が、いろいろ出てきていますね。

個人的には、父親の「高級家具を会員制で売っていく」ビジネスも、ある程度需要とマッチすれば、しばらく続けられると思いますし、娘さん側の「少し上のランクの家具を適性価格で、入りやすい店舗で売っていく」という考え方も、悪いアイデアではないと思います。

ただこれを、0か1かで戦って、それが世間一般に知れ渡ってまで経営権争いをするのは、どう考えてもブランドイメージの損失にしかならない気がします。
どうして、ブランドイメージを損ねてまで戦うことになってしまったのか、本当に不思議でなりません。

こういうとき、よく使う手法としては、新ブランドの立ち上げ、なんてのもありますよね。

母体の大塚家具は父親の手法を引き継ぎつつ、娘さんの手法で新ブランドで別店舗として売っていく。
で、新ブランドのほうが売上が大きくなったら、別会社化したり、あるいは母体の売上が落ちすぎていたら、社内リソースの再分配でブランド構成を再構築するなど。やりようはいくらでもあったように思いますが、あれだけ表で親子げんかをされては、先に心情的なものが来ちゃったんでしょうかね…。

本当に残念なことです。

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