佐賀県知事選に思う、政治の可視化について

選挙掲示板

佐賀県出身の私個人としても、ITを扱う専門家としても、佐賀県知事選はとても気になる選挙でした。

結果は、元総務省過疎対策室長の山口祥義氏が勝ち、
佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏は落選となりました。

佐賀県知事選 新人の山口氏当選確実 NHKニュース

山口氏には農協や地方議員の後押しがあったものの、反安部氏・反樋渡氏の勢力が思った以上に多かった、というのが今回の結果につながったようです。

ちなみに、私は今年佐賀に帰省していましたが、その頃、私の両親は樋渡氏の当選を確実視していました。(笑)
(政見放送も佐賀のラジオでリアルタイムで聞きましたが、そつなくこなし、もしかしたら山口氏よりも上手だったかな?、と思います。)

たしかに、樋渡氏の武雄市長だった頃の政治的豪腕(=強引さ)は、佐賀でも知れ渡っていて、評価する人達がいる一方、その強引さゆえに、反対する議員や有権者の意見をまったく聞かないという面も大きく知れ渡ることになり、結果的に知事選での命取りになってしまったのかなと感じました。

その背景も含めて、↓の記事では、とても良くまとまっていますので、一目みていただけると良いかと思います。

【佐賀県知事選】各候補のネット戦略を比べてみたら – 高圧☆洗浄機

JimdoにWIXにGoogle Siteにと、私のブログでもよく登場するサービス名が並んでいますし(笑)、
山口氏のサイトはちゃんとしてるなぁとか、
樋渡氏の落選運動は激しかったなぁとか、
いろんなことがリアルタイムで見えていました。

これでふと思ったのは、かなりのことは可視化されているのだな、ということです。

樋渡氏を政治的に認めている方、逆に反対している方がたくさん発言している一方で、山口氏に関する政治的手腕に関する情報が少ないな、とかです。

昔は、これらは自分の預かり知れぬところで勝手に政治が決まっているように思ったものですが、今はちょっと関心を持てば普通の人でも、すぐに調べることができるようになってきています。

これはいいことだと思います。
今回は反樋渡氏の旗の下で一致団結した人達も、今後の山口氏の政治的手腕の如何によっては、また大きく動くだろうということも見えてきますから…。

そういった意味では、政治家も襟を正して政治に取り組む気になるはずです。

ぜひ、佐賀を良くしていってほしいですね!

私も、ITという分野からですが、何かお役に立てることがあればと思っています。

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