DELLが中小企業向けPCでシェアを伸ばしている話

Vostro 3800
(出典:Dell 日本

DELLが中小企業向けPC販売でシェアを伸ばしているという記事が出ていました。

【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】デル、中小企業向け市場でシェア倍増の理由とは? ~Windows XP需要を追い風に新規顧客が1.5倍に – PC Watch

この記事だけ読むと、喜ばしいことのように見えますが、果たして、DELLが伸びたのか、それともPC市場が縮小して、他社が撤退したと考えたほうがいいのか・・・。

IDC Forecasts PC Shipments to Fall by Double Digits In 2013
IDC、世界PC市場の出荷予測

ちなみに、DELLは国内市場では3~4番手あたりになっています。

2014年第3四半期 国内クライアントPC市場実績値を発表

昔元気だった日立、三菱、ソニー(別会社化)と、撤退している企業も多いので、DELLもシェアが上がったと喜んでいいのか微妙なところです。

とはいえ、そんな国内PC事業において、DELLの取り組みは気になるポイントがいくつかありました。

・内勤営業(電話やオンラインでの営業)の強化
・パートナーを通じた販売体制の強化
・プロサポートを標準で提供

まず、中小企業向け市場では、相手にする数が多すぎること、一度に購入する台数(額)が少ないことが挙げられています。そのため外勤営業だけではカバーしきれない(利益が取れない)ところもあるので、DELLお得意の電話やオンラインによる営業が効果を発揮していること。

またカバーしきれない範囲は、積極的にパートナー経由での販売を推し進めていることが理由に挙がっているようです。

もう1つ、法人向けPCには「Dellプロサポート」が標準でついてくるのも、社内にPCに詳しい人がいないことが多い中小企業では受けているポイントのようです。

大手企業でも中小企業向けにビジネスを始めることが多くなってきていますが、中小企業の実態やニーズをきちんと理解していないと、手痛い失敗に繋がることがあります。DELLの事例から、参考にすべきところは見習っていくべきなのではないかな、と思います。

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