電子証明書で挫折した話

考え込む男性

ちょっと気軽な(?)話題で。

先日、自社の登記簿と印鑑証明書を取ろうと思って、「そういや、オンラインからも請求できたよなぁ」ということを思い出し、チャレンジすることにしました。

ところが、これがIT専門家の私ですら挫折する勢いの敷居の高さなんです。(苦笑)

まず、電子証明書のICカードを使えるようにチェックするため、「公的個人認証サービス」のソフトをダウンロードしました。
もちろん、電子認証カード対応のICカードリーダも必要です。
公的個人認証サービス ポータルサイト

このソフトの出来は・・・うーん、70点というところです。
一番難しいところは、カード認証エラーの周りなのですが、これがエラーコードと英語だけで、さっぱりわかりません。
いろんなサイトを検索すれば、それらしい答えが書いてあるので、そのとおりに改善して進めます。
(まず、一般の方はここで挫折しそう・・・)

次に、カードリーダが正常に使えることを確認した後、法務省の「申請用総合ソフト」というものをダウンロードします。
ダウンロード | 登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと

こちらのソフトの出来は・・・50点以下ではないかなと。すみません、辛口で。(苦笑)
とにかく、なぜその動きになるのかが理解できない処理がありますし、データを取得すると、そのデータが化けている(タグでくくられたり)こともあったりと、ただでさえわかりにくい申請書が、とにかく書き上げるまでに苦戦します。

で、電子認証を通すわけですが、今回、登記簿謄本を取得するには個人の電子認証(住基カード)でOKなんですが、印鑑証明書を取得するには法人の電子認証が必要なので、よし取得しようか、と思ったら、1年間で7,900円、最低3カ月でも2,500円の発行手数料がかかる…。

法務省:電子証明書取得のご案内

えー、高すぎるでしょう・・・。
それ専門に頻繁に登記簿とか取得する人にはいいかもしれませんが、今回の私みたいに、「ちょっと印鑑証明書の取得が必要になった」だけの人なんかは、まずもって使わないでしょう・・・。
(その代金を支払って、法人の電子証明書のインストールも、上記ページを参考にあれやこれややって頑張ればできそうではありましたが・・・。)

というわけで、「印鑑カードを持って、法務局まで出かけていって、450円払ったほうが早い」、という結論になりました。

もうホント、日本の電子申請にはガッカリさせられることが多いです。(;_;)

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