田舎暮らしを支えるのはネット配送サービス?

田舎の風景と家の小物

アメリカの調査で、興味深い調査結果が出ていました。

シリコンバレー101 (570) 都会に住みたい人はわずか4%、そんな保守層の心をつかむAmazon | マイナビニュース

この調査によると、

・保守層で「都市部に住みたい」と答えた人がわずか4%
・保守層は「田舎(rural)暮らしを希望」した人が41%
・リベラル層になるほど、都市生活を希望する割合が増える。
・最もリベラルな層だと「都会暮らしを希望」が46%
・最もリベラルな層は「田舎暮らしを希望」は11%

と、完全に意見が分かれてきているようです。
アメリカで起きたことは、数年後に日本で起きるとも言われていますので、大変興味深いです。

ちなみに、日本では「マイルドヤンキー」層と呼ばれる、「地元が大好き」という層もあり、アメリカと表現は違うもののもしかしたら近しい現象なのかな、と思うこともあります。

マイルドヤンキー – Wikipedia

元記事では、ビジネス面の視点から、よりリベラルで、より新しいサービスを求める層こそ、都心部でスタートアップすべきという理由が書かれていて、また利用者の側も都心のほうが多くの情報から利便性を享受できる、とする反面、地方では情報は集まりにくく、情報格差が生まれやすいものの、利用者の側からはそれらの情報はあまり必要とされておらず、Amazonのようなより安定的なサービス提供のほうが求められやすい、と指摘されています。

日本に当てはめますと、「イオンモールとAmazonと楽天があれば、別に都会でせかせかしなくてもいいんじゃない? 地方は地方で良いところいっぱいあるし」というところでしょうか?(これに各社ネットスーパー陣営が参入してくる感じでしょうか)

国としても地方の活性化という面で、これから力をいれていくとのことなので、私もIT活用という側面から、注目しているところです。

追伸
ちなみに、「マイルドヤンキー」という言葉の表現は私はあまり好きではありません。むしろ、「地元Lover」みたいな、地域と家族と友達が大好きという「生活の在り方・生活価値の置き所」の視点から語られるべきものかと思います。

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