ネット決済は限界まで簡単になってきている

ここ最近、ネットを介した決済サービスの動きがさらに活発になってきている気がします。

当ブログでは、スマホ・タブレットを使った決済サービスを紹介することが多かったのですが、今回は目線をかえて、Webサービス全体としてのネット上の決済に焦点を当てて紹介していきたいと思います。

まず、ネット決済といえば、クレジット会社と事前契約が必要で、ECサイトに付属しているショッピングカートを使うのが当たり前だった時代を、大きく変えたのがPayPalです。

クレジットカード決済をあなたにも -PayPal(ペイパル)

現在でも、国内・海外問わず、よく利用されている決済サービスの1つといって良いと思います。
特に、↓で紹介されている「ウェブペイメントスタンダード」、メールを送って決済させる「請求書ツール」の登場は、決済サービスを大きく身近なものに変えてしまいました。
決済サービスのご案内 -PayPal(ペイパル)

そして、PayPalからより設置しやすくしよう、という試みがいくつかあり、その中でも大手のものとしては、「Yahoo!ウォレット FastPay」が挙げられます。

Yahoo!ウォレット FastPay

コードが簡単すぎて、「えっ、これだけでいいの?」と思わず言ってしまうほどです。

また、さらに最近話題となっているものに、決済手数料0円という、業界を破壊しかねないビジネスモデルで参入しようとしているのが「SPIKE」です。

SPIKE(スパイク) – 決済手数料0%のオンライン販売サービス

ネットからの販売が月100万円を超えない程度の、比較的小規模なビジネスを展開している中小企業・個人事業主であれば、簡単に、そしてすぐに導入することができます。
(事業主にとって、決済手数料0%は、何よりも魅力的に映りますから、さっきご紹介したFastPayがかすんでしまいますね…)

さらにいえば、販売するプラットフォームまで提供しちゃえ!となってきているのが、「Note」です。

note ――つくる、つながる、とどける。

(なお、こちらは決済手数料5%に、それを差し引いた額からさらにプラットフォーム利用料10%なので、オシャレかつワンストップとはいえ、利用されるかどうかは微妙といったところですが。)

つまり、事業主の立場で考えていえば、「ネットで決済するのは簡単だし、当たり前、あとは、どこで売るか、何を売るのか」の勝負になってきつつあるということです。

PayPalを除くと、あとのサービスはまだまだ新興サービスですので、うまく軌道に乗るかはわかりませんが、そういう流れが来ているというのは頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。

(むしろ特定商取引法とか、モノを販売するための最低限の知識を仕入れるほうが大変かもしれません… 苦笑)

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