眼科とコンタクトレンズ店とネットショップ

先日、朝顔を洗った直後、コンタクトレンズを切らしてしまっていることに気づかず、その日の午後からセミナーをやる、という日がありました。

その時、私の選択肢は2つ。

1.メガネでセミナーをやる。
2.近くのコンタクトレンズ販売店で買う。

1.でも悪くはないのですが(笑)、メガネでセミナーは久しくやってない(というか、週末と夜しかメガネ姿じゃない)ので、2.を選択しました。

・・・で、近くのコンタクトレンズ店に電話をしたところ、すぐに売ってくれるところが見つかりました。
が、よくある話で、「眼科で検査をしないと売れません」とのこと。

でも、その日の午後にはコンタクトレンズを使いたいので、眼科に行くことに。

結局、午前を費やし、眼科で検査→コンタクトレンズの試用→購入を経て、セミナーも事なきを得ました。

ですが、帰宅したあと、気になってネットショップで同じコンタクトレンズを検索したところ、「半額」で売っていました。
↓しかも、現在は「処方箋いらず」になっているのですよね。

これは、昔は「眼科+コンタクトレンズ店」はタッグを組んでいて、処方箋がないとレンズを売らない(売れない)仕組みが出来ていて、たとえネットショップのレンズ店が安いといえども、処方箋がないとレンズが買えませんでした。

ところが、現在は処方箋なしでもOKということになり、「眼科+コンタクトレンズ店」の蜜月の関係にヒビが入りそうな勢いになっています。

もちろん、定期的に眼科に行き、目の検査や視力を測ることは大事なことです。自分の目のことですから、検査なしで購入するリスクは十分に理解すべきです。また、眼科の学会もそのように主張しているはずです。
それでも、以前に比べて必ずしもリアルで買う人が少なくなってきている、というのが現実的なところではないでしょうか。

これは、大混乱を引き起こしたネットショップにおける薬事法改正同様、規制1つでビジネスモデルがガラリと変わってしまうかもしれないことの1つの例ですね。

私達は経営的な視点で、内部環境はもちろん、外部環境もしっかりと見つめながらビジネスをやっていかないといけませんね。

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