武雄市図書館に見学に行ってきた

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1/6は、再び両親と会って、武雄市近くの温泉に連れて行くということなので、ここはチャンスとばかりに、ネットで話題になっている武雄市図書館を自分の目で見てくることにしました。

武雄市図書館

立派な建物ですね。中に入って写真撮影をしようとしたら、撮影禁止とのこと。
なので、↓公式サイトからどんな内装か想像してくださいね。

武雄市図書館 公式サイト

さて、ネット上では、武雄市の樋渡市長の強引なやり方に賛否両論があるようですが、そことは関係なく、図書館としての経営的な視点から、いろいろ眺めてきました。

■良い点
・月曜日にも運営されていて(他の図書館では休みの日?)、人が多くほぼ満席状態。
・スタバの近くは普通にカフェスペースになっていて話し声も聞こえるが、そことは真反対の2階の奥が学習室になっていて、とても静か。(社会人や学生さんが勉強してました。これは他の図書館でもよく見かける風景ですね)
・子供スペースは確かに小さいが、混み合っているというほどでは無い。
・図書館のスタッフが専用ユニフォーム着ていて清潔感がある。
・イベント情報はデジタルサイネージで常に情報発信。
・TSUTAYAのレンタル機をカスタマイズしたと思われる、自動貸出機による本の貸し出しができる。
・iPadの無料貸し出しをやっていて、インターネットも閲覧できるようになっている。
・ポータブルDVDプレイヤー+イヤホンのレンタルも行っていて、省スペースを図っているようだった。
・高い位置の棚は、全て耐震防止柵が用意されていて、本が倒れなくなっている。
・上の店は手が届かないかスタッフに言えばとってくれるようになっている。(よく読まれやす本のほうが下に配置されているようだった)

■良くない点
・やはりTSUTAYAのTカード経由で、本の貸し出し履歴がビッグデータとして利用されるのではないかという懸念が残る。(どうしても心配な人は、図書利用カードという別のカードで利用すると良いです。)
・武雄市MY図書館(電子書籍的な図書館?)は、取り組みとしてうまくいっていない。
・最適な本を探してもらうレファレンスサービス的なところは、それほど重要視されていないような印象を受けた。
・歴史資料館はやはりおまけとしての意味合いしか感じなかった。(棟方志功展をやっていて、個人的にはおおっ!と思いましたが)

総じて、ネットでよく言われている「樋渡市長の市長としての資質の善し悪し」とは別に、現場を訪れ、1図書館として見たときの印象は、私個人は悪くないものでした。
というより、「ああ、こんな図書館が近くにあったら便利と感じる人は多いだろうなぁ」というポジティブなものでした。

もちろん、従来ながらの図書館の良い点もありますので、一概に比較することはできませんが、こういう新しい図書館運営のスタイルの提案があるよ、という意味では、市長がどうとかTSUTAYAがどうとうか以前に、「利用者にとって喜ばれる図書館とはなんぞや」と考え直してみる意味で、一度行ってみる価値はあるかと思いました。

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