月額490円の「みまもりホームセキュリティ 」

ソフトバンクが月額490円(2年契約時)から始められるホームセキュリティを発表しました。
(が、後述しますが、微妙に穴があるサービスです。)

ソフトバンク、「みまもりホームセキュリティ」1月20日発売

「みまもりホームセキュリティ 101HW」は、
・通信機能を備える端末本体
・窓などに取り付ける開閉センサー
で、無線通信により工事不要なのが特徴です。

窓の開閉などで異常が検知されればメール(SMS)で通知される、というサービスです。

SMSが届いた後どうするかというと、自分で駆けつけるか(それは無理 笑)。

あるいは、駆けつけサービス「CSPみまもりアシスト」(提供:セントラル警備保障株式会社)を契約することになります。
・「鍵お預かり無しプラン」月額525円(自宅周辺を警戒)
・「鍵お預かり有りプラン」月額840円(自宅内も状況確認)
のどちらかに契約し、
・1回の出動につき出動料5775円
がかかります。

おそらく、原価から考えて、これ以上安い「警備システム+警備員駆け付けサービス」を提供するのは難しいのではと思わせるほど格安なサービスです。

…で、私が穴があるなと思ったのは、このセントラル警備保障さんに出動を依頼するには、ユーザーがメール(SMS)を受け取ったあと、ユーザー自身が警備会社に出動を要請すると現場へ警備員が駆けつける、という点です。

いやいや、それはムリでしょ。というものです。

盗みに入られて、警備システム自体が自動でガードセンターに出動を要請し、警備員が到着するようにしないと、10分~15分の間に窃盗行為が終わってしまって、犯人に逃げられた後です。

また、警備システム自身が警告音を発しつつ、写真を取りまくる、ユーザーが声で相手を威嚇する、などなど、他社警備サービスが提供するようなことをしないと、その場の犯罪を防げないどころか、後で犯人を特定して捕まえることも難しいと思います。

むしろ「こちらの記事」で紹介されている、

・「みまもりモード」…トイレのドアなどに設置し、遠く離れた場所に暮らす高齢者などの活動を検知するモード。
・「帰宅待ちモード」…子供の帰宅、あるいは遅い時間に帰ってくる家族の帰宅に備えるモード。

のほうが実用度が高い気がします。
(田舎に住む私のおばあちゃん家にいいんじゃないかな、と本気で思ってしまいました。)

いずれにせよ、こういった新しいことにチャレンジすることは素晴らしいことだと思います。(これをきっかけに、もっと良いサービスが出現してくる可能性が出てくるわけですから。)

普及するかどうかはともかく、「まずはやってみる」というスタンスを持っているのがソフトバンクの強みといえるかもしれませんね。

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コメント

  1. トラックバック失礼いたします!七宝焼のご紹介です!

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