地域に貢献する企画を考えよう

北島金メダルーっ!! おめでとう!!
昨日の日記で書くつもりでしたが、書き忘れてました。(^_^;)
妻と一緒にテレビを観ながら喜んでいました。有言実行、あのプレッシャーの中でここ一番という時に力を発揮できる北島選手は、本当に素晴らしいと思います。

さて、今日は「地域に貢献する企画を考えよう」です。
CSR(Corporate Social Responsibility)という言葉があります。これは、「企業の社会的責任」という意味で、利益を追求するだけでなく、企業が社会的な活動を通して良い影響を与えて、それがすなわち消費者から企業への信頼感として還元されるという、良いサイクルを回していくための施策のことです。

例えば、個人的に「上手いなぁ」と思うのは、イオンの幸せの黄色いレシートです。

イオン幸せの黄色いレシート
これは、毎月11日、地域のボランティア団体などの名前が書かれた投函ボックスが設置され、買い物をした後のお客様がレシートをボックスに投函すると、買物金額の1%が地域ボランティア団体などに希望する品物で寄贈される、という取り組みです。

よく考えてみてください。
「企業が自動的に11日の売上すべてから1%を寄付に回す」
のではなく、
「お客様が能動的にレシートを投函することで寄付が成立する」
というところがポイントです。

企業としては、集計の手間はかかりますが、「1日全ての売上高から1%を寄付金額とする」よりも若干金額を抑えることができますし、何より「お客様が自ら社会に貢献している」と思わせる(一部を担ってもらう)ことに成功していて、まさにWin-Winな関係が築けています。
この一手間お客様に手伝ってもらうこと(あまり面倒でなく、押しつけがましく)が、成功の秘訣なのではないでしょうか。

単発で終わらせずに、毎月1回ではあっても何度もお客様の目に触れさせることで、企業とお客様の関係性(Relationship)を深めているように思います。

とはいえ、今現在、寄付金額が膨れあがりすぎて、今後どうするかは企業の判断にゆだねられることになりそうですが・・・。
http://www.aeon.info/environment/aeonday/yellow_receipt.html

このように、大企業ではもはや当たり前のこととして取り組みが行われていますが、アイデア次第では中小企業でもCSRを実現していくことはできると思います。

近くの小学校に何か寄贈してあげられないか、地域のボランティアやNPOに何か協力できないか。そしてそれを、お客様とも社会的貢献という活動を共有できないか。
何か身近なところからできることを、一度考えてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク
ITコンサルタント日記_本文_336x280
ITコンサルタント日記_本文_336x280

フォローする

こんな記事も読まれています