また東証のシステム障害

東京証券取引所のシステムがまた止まりました。
これで、今年3回目ですね。

今回のシステム障害は、連休中に更新したソフトのプログラムミスが原因だったそうです。
本来2万種類の銘柄に対応できるはずが、実際には88種類しか処理できない設定になっていたそうですが、ちょっと信じられません。そんな初歩的なミスを大手SIerが見逃しますかね?

本番稼働に向けて、万全のテスト体制を整えるのが通常です。チェックリストが作成されていて、それに従い様々な角度から検証が行われるはずです。(テストデータも流し込んで正常に動作するか確認するはずです。)

東証及び開発を担当した富士通は、市場関係者からの不信感が高まることは間違いないですね。

交通機関やインフラのシステム開発は、場合によってはプログラムの間違いが人命を左右することになりますから、細心の注意が必要です。

中小企業や個人事業主の場合、例えば自社のサイトがトラブルになったらどうなるか事前に考え、その対策を講じておくこと(リスクマネジメント)が大切ですね。

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